私は人付き合いがとっても苦手で、特にママ友関係はもっとも苦手な分野です。
そんな中で、そこそこ仲良くしてくれていたママさんが急にそっけない態度をとるようになり、そのままフェードアウトされた、、という経験があります。
そして実は、他のママさんからフェードアウトしてしまった側の経験もあるんですよね。
そこそこ付き合いのあったママさんからフェードアウトされた・してしまったときのきっかけや、疎遠になったあと挨拶はどうしていたかなど、思い出せるだけ書いてみようと思います。
※ここでいうママ友とは、あくまで子どもの同級生のママ、という意味で使っています。
ママ友にフェードアウトされた経験談
仲良くなったきっかけ
うちには2人の子どもがいて、このママさんとは下の子が同じクラスになったことから話をするようになりました。
ママ友にフェードアウトされた経験をしたのは、下の子が幼稚園の年中さんになる少し前くらいのことだったと思います。(基本的に記憶力が底辺)
かなり積極的に関わってくる人で、子ども同士は別に仲良くはなかったのですが、夏休みや冬休みなど長期休みに「子どもたちを一緒に遊ばせよう」と提案されるようになったんですね。
保育園と違ってがっつり夏休みなどがある幼稚園は、休みの間暇をもて余してしまうので正直ありがたいことではありました。
ママさん急遽来られず
このママさんには下の子と同級生の子のほか、うちの上の子と同級生の子、さらには一番下にまだ赤ちゃんの子もいました。(3人きょうだいってことですね)
ある日、わが家に招いて遊ぶ約束をしていたのですが、当日になって一番下の赤ちゃんが体調を崩してしまったと連絡が。
そこで、上2人の子たちをうちで預かって遊ばせることになったのです。
正直、ママさんがいないほうが私は気が楽だったし。笑
そんなわけで子どもたちを預かり、みんなでおえかきやぬりえをして遊ばせていました。
子ども同士のトラブル
しばらくおえかきやぬりえで遊んでいたのですが、ぬりえの塗り方で一悶着起きてしまいました。
うちの下の子はとても丁寧な性格で、ぬりえの線をきっちりなぞって線からはみ出さないようにキレイに塗るのが得意でした。
でも相手の下の子はかなり豪快に線からはみ出してわしゃわしゃと塗るタイプ。
そんなぬりえを見て、うちの上の子が「あれ、○○ちゃん(相手の下の子)のぬりえ、ぐちゃぐちゃになっちゃってるよー?!」と言ってしまったんですよね。
私は「いろんな塗り方があっていいんだよ」みたいなフォローをしましたが、相手の子はこのことで気を悪くしてしまったんです。
恐ろしい反撃
ぬりえのあとはみんなでクッキー作り。
生地をこねて、それぞれお花や動物や文字など、好きなかたちをたくさん作ってもらいました。
しかし生地を焼く前、うちの上の子が作ったクッキーを、相手の下の子が無言でぐっちゃぐちゃに壊してしまったんです!
私はびっくりしましたが、すぐに「さっきの発言の仕返しだ、、」と察しました。
不要な発言だったとはいえ、上の子ががんばって作ったクッキーをつぶされて不憫でなりませんでした。
後日家族だけでもう一度クッキー作りをすることで上の子の気持ちは落ち着きました、が。
そうなんです、このことがあってからママさんの態度が急によそよそしくなったんですよね。
ママさんに伝えるべきだったのか
その後子どもたちを迎えにきたママさんに、私はぬりえのこともクッキーのことも伝えませんでした。
ぬりえのことを伝えたら、たぶん私、クッキーの件も言わずにはいられなくなってしまうと思ったんですよね。(正直腹が立ちました。。)
そもそもぬりえのこと自体、「下手くそ」とか悪意をもった発言をしたわけではなかったので、謝るほどのことではないと思ったんです。
でも後から考えたら、「気を悪くしちゃったみたいでごめんなさい」と謝るべきだったんですよね。
おそらくですが、家に帰ってから相手の下の子は「ぬりえに悪口言われた」みたいなことをママに話したんだと思うんです。
もちろん、うちの子のクッキーをぐちゃぐちゃにつぶしたことなんかは言わずに。
結局、この日を境にこのママさんは急にそっけない態度になり、遊びにも誘われず完全にフェードアウトされてしまいました。
ママ友からフェードアウトしてしまった経験談
上の子の同級生のママたち
次に、私自身がママ友たちからフェードアウトしてしまったときのお話です。
相手のママさん2人とは、上の子同士が同級生でした。
3人で何度かランチに行ったことがある仲でしたが、そのうち私はだんだん居心地の悪さを感じるようになりました。
疎外感を感じるように
私がこの2人のママさんたちからフェードアウトするきっかけとなったのは、「孤独を感じたから」というのが一番大きな理由でした。
というのも、2人のママさんは感性がよく似ているし、お互いとても信頼しあっているのを感じていました。
そして2人のママさんの子どもたちもすごく仲良しで、うちの子だけ違うクラスになってしまったこともあり疎外感を感じずにはいられなかったんですよね。
その後、「この人たちといるのはもうやめよう」と決意する決定的となったできごとが起きてしまいました。
距離を置くきっかけのできごと
ある日のランチでの話。
2人の同級生のうちひとりの子が習い事をしていて、一年に一度発表会があるんだという情報をママさんから聞きました。
私自身とても興味があったし応援していたので、「発表会の日にちが決まったらぜひ観に行かせてほしい」と伝えていました。
それから4〜5ヶ月経ち、またランチしようと誘われ3人でランチへ。
そこで聞かされたのが、先日話していた習い事の発表会がすでに終わっていたことと、もうひとりのママさんは子どもを連れて発表会を観に行っていた、という衝撃の事実でした。。
え、私も行きたいって言ったのになんで?っていう。
観に行ったほうのママさんは、「すごく上手だったよ〜!」などとご満悦で。
私、もしかしてずーーーーーっと邪魔者だった?と、すごくショックを受けたんですよね。。
ついでにうちの子も誘ってもらえなかったってことだし、本当にやりきれない気持ちになりました。
疎遠になったあと挨拶はどうしてたか
発表会のできごとがあってから、私はママ友たちからのランチの誘いを断るようになりました。
急な体調不良とか、その都度それらしき理由を添えて。
何度かそんな感じで断り続けていたら、そのうちランチのお誘いだけでなく何気ない会話のLINEもいっさいこなくなりました。
そんな中でも授業参観や学校行事でときどき顔を合わせる機会は避けられず。
大半は気づかないフリをしてやり過ごしていましたが、どうやってもすれ違うのを避けられない、みたいなときは仕方なく笑顔で挨拶をしていましたよ。
「この前ランチドタキャンしてごめんね〜、じゃまたね〜」くらいの、とってもドライな感じで。
やっぱり気まずくても挨拶しなければならないときは潔くしなければいけませんね。
ママ友と距離を置いた結果
フェードアウトされたりしてしまったり、ママ友と距離を置いた結果として、どうしても「気まずさ」の感覚は拭えませんでした。
スーパーで会ったらやだなとか、あの子も同じ小児科行ってるよな、など常に頭の中によぎるんですよね。
もともと、知ってる人には会いたくないと思うタイプなのもあり。
もし子ども同士がべったり仲良しだったらもっと気まずかったと思うので、子ども同士の関係も疎遠になっていたのは不幸中の幸いだったのかも、とも思うのです。
子ども同士の関係によって、フェードアウトするかどうか慎重に考えたほうがいいかもしれませんね。
結論としてママ友はいらなかった?
今回の経験から、「結局ママ友っていないほうがいいのか」と自問自答しました。
正直、私みたいな人付き合い苦手人間にはママ友って残酷すぎる存在です。
知らなくていいことまで知らされたりして、ストレスを生む原因になっちゃいます。
ただ、幼稚園(保育園)や学校のことで気軽に質問できる存在がひとりはいたほうが心強いのも確かなんですよね。
なので、嫌いなママ友と付き合う必要はないですが、良い人だなーと思えるママさんと浅〜くつながっておくのがいいかもしれませんね。
まとめ
今回はママ友からフェードアウトされた・してしまった体験談を思い出して書いてみました。
この経験から「子ども同士が仲良くなければママ友付き合いは無理にしなくてもいい」と思うようになりました。
ただ、子どもにとって大切なお友だちのママさんが相手ならば少しだけお付き合いをがんばる必要もあるのかなって思います。
ママ友付き合い、今後も悩みそうですが、自分なりの適度な距離感を見つけて良い関係を築けるといいですね!
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